こんにちは。今回は学生のうちに観ておきたいフランス映画の紹介をします。
フランス映画はアメリカ映画とは違い必ずしもハッピーエンドではありませんが、監督の個性が出ていたり世界観がそれぞれ異なっていて素晴らしい作品がたくさんあります。フランス映画をあまり観たことのない学生さんはぜひこの3作品を観てみてください。
「アメリ」
小さい頃から空想の世界が一番の遊び場だったアメリ。22歳になった今でも、モンマルトルのカフェで働き、周りの人々を観察しては想像力を膨らませて楽しんでいた。そして、あることをきっかけに、他の人を幸せにすることに喜びを見出したアメリ。他人の人生にこっそりおジャマしてはたのしい悪戯を仕掛け、人知れずお節介を焼いて回るのだった。そんなアメリも自分の幸せにはまったく無頓着。
ある日、不思議な青年ニノに出会ったアメリはたちまち恋に落ちてしまうのだったが、アメリは自分の気持ちを素直にうち明けることが出来ない……。(Yahoo!映画より引用)
まず観るべきは「アメリ」。フランス映画の代表的な作品です。赤、オレンジ、緑といったアンティークな個性溢れる世界観で、とてもオシャレな映画です。ストーリー展開が激しい映画ではありませんが、世界観と主人公の可愛さに惹かれる映画です。
「シェルブールの雨傘」
フランス北西部の港町シェルブールで幸せな恋愛関係を育んでいた傘屋の娘ジュヌヴィエーヴ(カトリーヌ・ドヌーヴ)と自動車修理工のギイ(ニーノ・カステルヌオーヴォ)のもとに、ギイへの徴集礼状が届く。出兵前夜に結ばれ、ギイとの愛の結晶も宿したジュヌヴィエーヴだが、ギイの不在は彼女にとって堪え難いものだった。(Yahoo!映画より引用)
女の子は大好きな世界観だと思います。トレンチコートに黒リボンの髪留めなど、ファッションも本当にかわいい。映画「レ・ミゼラブル」のようなセリフが全てミュージカル調で、有名な主題歌は聞いたことがある方も多いかと。切ないラブストーリーですが映画全体が綺麗で全てが美しいです。最後のシーンはずっと頭に残ってしまう名シーンなので注目を。私はこれを観たとき泣いてしまいました。美しい世界観に、美しい女優、美しいメロディーに、美しいストーリー。学生で1回観て、もっと大人になった時にもう一度観たくなる映画です。
「ロシュフォールの恋人たち」
お祭りを2日後に控えたフランス西南部の海辺の街ロシュフォールに、作曲家の卵のソランジュ(フランソワーズ・ドルレアック)とダンサー志望の妹デルフィーヌ(カトリーヌ・ドヌーヴ)という双子姉妹が暮らしていた。お祭の当日、旅芸人のエチエンヌ(ジョージ・チャキリス)たちに頼まれ、彼女たちは歌と踊りを披露する。(Yahoo!映画より引用)
見ているだけで幸せになれるようなミュージカル映画です。パステルカラーがたくさん使われていて女の子にはもってこいな映画です。
「シェルブールの雨傘」と同じ監督で、主演女優も同じくカトリーヌ・ドヌーヴです。オードリー・ヘップバーンが好きな方はカトリーヌ・ドヌーヴもハマっちゃうと思います。ストーリーもフランスらしい映画で、この作品も最後のシーンが奥深いです。
以上3作品紹介しました。
個人的には「シェルブールの雨傘」と「ロシュフォールの恋人たち」が本当に大好きな映画です。
「シェルブールの雨傘」は私的TOP10に入ってます。
ぜひ観てみてくださいね。
Written by SHINAN